1. 前のページに戻る

ラジカルを用いた低炭素型有機EL発光材料の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 池田 浩  大阪府立大学, 大学院工学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要本研究開発では、アリール置換トリメチレンメタン型ビラジカルという有機ラジカルを使って、低炭素型有機EL の発光材料の開発研究を行うことが目標である。具体的には、ビラジカルの前駆基質を合成し、種々の有機EL 素子を試行錯誤的に試作することを課題とした。しかし、研究中途より某企業が本研究計画の基となった実験を独自に追試して良好な結果を得たことから、本研究では計画を一部変更し、ダブルレーザーフラッシュフォトリシス(DLFP)法による励起ビラジカルの発生と特性評価の研究を行った。達成の程度は研究全体としては85%である。今後は、日東電工テクニカとの共同研究の可能性を探る一方、JST A-STEP (本格研究開発ステージ)やJST ALCA (プロジェクトステージ)などの大型予算の獲得を目指し、さらに本格的な試作と実用化の条件を明らかにする。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst