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コンポジット電解質を用いた中温無加湿作動燃料電池の連続運転特性評価

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 松田 厚範  豊橋技術科学大学, 電気・電子情報工学系, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要本研究開発により、当初想定した「技術目標」および「実証試験目標」の中、500時間連続運転は終了し優れた発電性能を維持することを確認した。また、1000時間連続運転は現在実証中であり、「4月25日」に達成できると予想されている。その他の目標値はすべて達成した。特に、電解質中のミリングナノ粒子とポリマーマトリクス樹脂の間の組成比や電極の触媒層における構成材料の最適化を行い、この独自に作製したMEAを用いた燃料電池発電実験では、「リン酸ドープ量(PADL)6 mol未満」という技術目標の条件よりさらに過酷な条件である「PADL=3 mol」ですべての性能目標値の達成に成功した。この結果は、本研究開発から試作したコンポジット電解質およびそれを用いたMEAが中温無加湿燃料電池の材料として非常に有望な材料であることを示すものである。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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