T&Tオルファクトメーターによる嗅覚検査の自動化に関わる流体制御技術の開発
研究責任者 |
小早川 達 独立行政法人産業技術総合研究所, ヒューマンライフテクノロジ−研究部門, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 現状、嗅覚機能検査のデファクトスタンダードになっているT&Tオルファクトメーターの自動化した医療機器の開発を目的として、その実現可能性を探るために、5臭素x8濃度段階の嗅覚刺激を互いに混じることなく、提示可能な流体制御技術の開発を行った。従来開発された10種類の臭気を切り替えが可能な装置をベースにし、8濃度段階の気体切り替え部を1ユニットとし、5ユニットを組み合わせることで、T&Tの自動化が可能であることを示すことができた。また当初目的になっていたそれぞれの嗅素の気体濃度計測は、計測結果に矛盾点があり、さらなる精度の高い計測が必要であった。 今後は、ニオイ原液から希釈気体を作成する機構を付加することで医療機器としての製品化、ならびに薬事申請まで持っていくことを目標とする。
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