1. 前のページに戻る

シガテラ食中毒原因毒素微量検出法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 円谷 健  大阪府立大学, 公立大学法人大阪府立大学理学系研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2011
概要本研究課題では、4種類ある主要な太平洋型シガトキシンのなかで最も毒魚中に普遍的に含まれていると考えられているシガトキシンCTX1Bを効率よく検出することができるサンドイッチELISAシステムを構築した。シガトキシンCTX1Bの左端構造を認識するモノクローナル抗体3G8と酵素標識化した8H4とを組み合わせたサンドイッチELISA法により、CTX3Cを高感度で検出することに成功した。また、本サンドイッチELISA法は海中に存在する構造が類似した他のポリエーテル系海洋毒素(ブレべトキシンやオカダ酸など)とは高い濃度(10μg/mL程度)でも全くシグナルを与えない高い特異性を示した。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst