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ポリフェノール・タンニンと塩基性繰り返しペプチドの親和性を利用する高選択的識別表示

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 笠井 尚哉  大阪府立大学, 公立大学法人大阪府立大学, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要総括: 高選択的タンニン識別化試薬の合成を検討し、赤色色素化試薬ダブシル化ペプチドを合成、分離精製した。本試薬は縮合型タンニンに親和性が認められ、この結果を利用し、定量化が可能であることを確認した。またこの沈殿は、再可溶化させることで、本試薬-タンニンの可溶化物として分析も可能であった。さらに、本試薬は植物組織の選択的なタンニン染色剤としても明瞭に染め上げることができ、利用可能なことを確認した。適当な合成試薬により、蛍光化試薬も調製可能であった。担体化させるなどしたキット化まではできなかったが、実際的に充分使用可能なことと原理的なことを確認できた。今後、これらの成果を基に 実際的試薬として紹介や展開を行いたいと考えている。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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