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欠損文字の認知力に基づく認知症早期予防に関する研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 姜 銀来  高知工科大学, システム工学群, 助教
研究期間 (年度) 2011
概要本研究では、欠損文字の認知力による認知障害の予測および予防の可能性を検討することを目的とし、ヒューマンフレンドリーな欠損文字認知力の計測システムを開発した。このシステムを30歳~79歳の健常者1,108名の被験者に適用し、欠損文字の認知力と認知症の兆候となる脳の無症候性病変との関連を定量的に調べた。その結果、欠損文字の認知力と無症候性白質病変とに関連性が認められた。欠損文字認知力による認知障害の予測および予防の可能性が実証され、本研究の目標を達成することができた。この関連性に基づいて、認知症の危険性を予測するアルゴリズムを提案した。今後は、脳認知機能との関連性の高い欠損文字を生成する方法を開発し、実用化に向けて提案アルゴリズムの有用性を検討する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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