頭部MRI検査に基づく高齢者の運転適性評価用DBに関する調査
研究責任者 |
朴 啓彰 高知工科大学, 地域連携機構, 客員教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 本研究によって、頭部MRI検査で評価される高齢者の白質病変と交通事故との有意の関連性が認められ、脳MRIデータに基づく高齢者の運転適性評価用DBの有用性が示された。従来はドライバー属性として年齢が唯一であったが、脳組織変化が新たなドライバー属性として評価され、DBを利用することで交通安全対策が飛躍的に向上することが期待される。DBは、車両開発・道路や情報提示のインフラ設計開発・運転指導指針・運転免許更新等のガイドラインに応用可能と考えられ、今後は自動車メーカ・運転機器開発メーカ・損保会社などとの共同研究の可能性を追求する。
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