研究責任者 |
後藤 哲哉 信州大学, 医学部, 助教
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 脳神経外科手術中に眼球運動神経をモニタリングする際、従来の一般的には、外眼筋の筋電位を記録して評価する。しかしこの方法は術式によっては利用不可能である。そこで、既存技術を補完する目的で、外眼筋の筋電位に拠らない新たな手段として、磁力を利用して誘発された眼球運動を記録し評価する方法について開発と検討を行った。結果、本研究を通じて開発されたコンタクトレンズと同等の形状をもつ薄型で小型の磁石とホール素子を用いた眼球運動の計測装置は、上記目的にかなう性能を持つことが示され、臨床使用に値する有益性を持つ可能性が示唆された。高頻度電気刺激がラット脳に及ぼす組織障害について、微小形態学的な検討を行った。
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