高速気流衝撃法の原理を利用した革新的な微粒子コーティング装置の開発
研究責任者 |
綿野 哲 大阪府立大学, 大学院工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 均一な被膜を有し、粒子間の付着・凝集がない微粒子を製造可能な新しい微粒子コーティングシステムの開発を目標とする研究である。試作した装置を用いて、微粒子コーティングの性能評価を平均径が15ミクロンの微粒子を用いて行った。その結果、粒子間の凝集がなく、内容物の溶出を完全に抑制できる被膜の形成が可能となり、当初の目標が達成できたことを確認した。実用化の可能性が高く、多くの産業で基盤技術を支える重要な要素技術として注目される可能性が高く、今後は公的な研究開発支援制度を活用して、産学共同に向けた研究開発を継続する予定である。
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