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小型サンプルによるガスタービン翼の高温き裂進展特性直接評価

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 阪口 基己  長岡技術科学大学, 工学部 機械系, 助教
研究期間 (年度) 2011
概要高温下で使用されるガスタービン翼には運転中に多数のき裂が発生するが、薄い翼からは標準寸法の試験片を採取できないため、き裂進展特性に関する情報が極めて少ない。本研究開発では、これまでの研究成果を発展させ、タービン翼から直接切り出した厚さ0.5mm程度の小型サンプルに対する高温き裂進展試験が行える新しい試験装置を開発した。開発した装置を用いて、実際のタービン翼に対する高温き裂進展試験を行い、き裂進展抵抗に与える実機使用の影響を実験的に抽出した。得られた成果は、タービン翼に対する精度の高い余寿命予測法確立の基盤情報となり、また、き裂進展特性を考慮した高温材料の設計開発への活用が期待できる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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