マイクロバブル発生機構を用いたマイクロエマルションの微細化及び安定性に関する研究
研究責任者 |
秦 隆志 高知工業高等専門学校, 物質工学科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 申請者は平成22年度の本助成において、マイクロバブル発生機構の1つである旋回方式を応用した水と油の液-液2相混流からマイクロエマルションの生成を確認し、その成果から特許申請をおこなった。本研究開発では、本技術の実用化移行を目的とし、前年度の課題点であるマイクロエマルションの微細化と安定性について最適な混流方式を検討した。結果、約10μm以下に集約される微細化と、高い分散安定性を示す発生機構を確立し、現在、実用化に向けた発生ノズルの試作段階に進んでいる。また、生成には界面活性剤等の乳化剤を必要としないことから、実用化においては高い安全性が得られるなどの高付加価値を提供する。
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