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セルロース/水酸化ナトリウム水溶液から精密構造制御されて得たナノ食品

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 山根 千弘  神戸女子大学, 家政学部, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要本研究課題の目標は、再生セルロースの構造制御技術(主に低結晶化沈殿技術)の基盤を確立することである。本研究課題では、構造制御の基本的考え方(初期構造である分子シートの形成を抑制すること)を確立し、多糖を添加すること、または有機溶剤を凝固系に用いることなどにより目標値(現在の再生セルロースの結晶化度の1/2程度)をほぼ達成した。そしてナノ食品として十分満足行く食感を確保することができた。低結晶化は本研究課題の本質的課題だったので、これが解決されたことで、民間企業との共同研究を開始することができた。民間企業では、製造要素技術を開発するとともに、カロリーゼロの、油脂代替クリームとして、ナノ食品の展開を図る。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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