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8の字形3次元振動を利用した直線溝アレイの高能率鏡面仕上げ

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 水野 雅裕  岩手大学, 工学部, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要金型材料に形彫り放電加工によって形成された三角形状の直線溝アレイを、自動で高能率に鏡面仕上げできるようにすることが研究目標である。そのため、これまで構築してきた3次元工具振動研磨システムに研磨ペースト自動供給装置を追加した。また、さまざまな形態の8の字形3次元振動を研磨工具に与えつつ、研磨力の大きさと方向を制御しながら研磨を行うための研磨プログラムを開発した。被研磨面の形状に合わせて樹脂製工具を作成し、2mm×10mmの領域に対して研磨実験を行った結果、溝アレイの山部と谷部の表面粗さ(初期面粗さ1μmRa程度)を約1時間で0.2μmRa程度に低減できたものの、斜面部の表面粗さはほとんど改善できなかった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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