生後5日以内診断可能な「新生児難聴スクリーニング装置」の実用化開発
研究責任者 |
和田 仁 東北大学, 工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 我々が独自開発した<中耳診断装置(SFI meter)>の実用化を睨んだ装置開発を更に進め、<臨床データ取得・治験に繋げるデータベースの構築>を目的とした。実用化開発は、システムの小型化、静音化、安定化に取組み、従来システムに比べ60%小型化、20 dBの静音化を実現した。 システムの制御に<リアルタイムOS(RTOS)>を採用しシステムの安定化を図り概ね計画通りに開発が進んだ。<臨床データの取得・データベース構築>は、正常聴力を有する新生児の目標をほぼ達成した。 聴覚疾患を有する新生児に関しては、計画実施に至らなかった。 今後、聴覚疾患を有する新生児に対する計測実施に向け着実に準備を進めていく。
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