実用型頭部IVR用局所X線遮蔽装置による患者眼球被ばく低減効果の実証
研究責任者 |
盛武 敬 筑波大学, 人間総合科学研究科, 講師
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | バイプレーン血管造影装置に搭載可能な、2遮蔽装置独立制御モデル(4遮蔽板独立制御可能)の開発に取り組んだが、血管造影装置の衝突防止機構との干渉問題に遭遇し急遽対処方法の検討を行った。このため当初予定していた遮蔽板の駆動・制御方式の変更が余儀なくされたが、新たな設計により概ね問題は解決可能であることが分かった。しかし追加部品のための組み込みスペースを考えると、今後さらなる小型化が必要である。また、全体として部品点数の増加や高集積部品の使用が避けられず、実用化に向けてコスト面でのさらなる設計見直しが必要である。今後も引き続きバイプレーン対応型遮蔽装置の開発を行い、最終的な商品化へとつなげていきたい。
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