超音波キャビテーション技術を用いた放電加工におけるジャンプフラッシングレス化への取り組み
研究責任者 |
小川 仁 徳島県立工業技術センター, 未登録, 主任
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 放電加工は短間隙でのアーク放電を応用し、高硬度材料の除去加工を行う非接触加工方法である。一般的に放電加工では加工間隙にスラッジや気泡が発生し、その排出が不十分であると短絡や異常放電等が発生し加工面を悪化させる。このため、加工液の噴出や電極のジャンプフラッシングにより排出を促しているものの、ジャンプフラッシングの多用は加工速度を著しく低下させる。本研究では、加工間隙の切削液の供給を効率良く行い、スラッジ排出促す超音波アシスト技術について取り組み、超音波出力や加工深さ及び側面ギャップ量の違いによる加工液の流動状態を可視化すると共に実加工を行い、高能率・高精度加工を実現する専用システムの開発を行う。
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