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樹木種に固有の形状特徴を反映できる風害リスク診断システムの実用化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 赤木 康宏  東京農工大学, 大学院 工学研究院, 助教
研究期間 (年度) 2011
概要果樹などの風害被害を未然に予測し予防することのできる、風害予測シミュレータの実現を目指し、従来手法では実現が困難であった、枝折れ等の破壊現象を伴う樹木の風による力学変形シミュレーション技術を確立する研究・開発を実施した。風のシミュレーション手法としては、流体力学の1手法であるSPH法を用いると共に、SPH法との親和性の高い樹木の変形モデルとして、樹木の内部構造を粒子により近似する手法を提案した。一連の手法を風害予測シミュレータとして実装し、実の樹木における枝揺れ量との比較実験を行い、誤差約10%以内の精度で枝にかかる負荷の予測が可能であることを実証した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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