曲げた光ファイバを利用した光バイオ・ケミカルセンサの開発
研究責任者 |
末原 憲一郎 三重大学, 大学院生物資源学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 曲げた光ファイバを用いて屈折率変化を検出するセンサを開発した。試作信号処理回路の発振回路の見直しを行い、製品化に障害となっていた調整点の多さ(既存回路上に7点)を4点削減できることを明らかにした。また、光ファイバの曲げ方(曲半径)とファイバを通過する光の量から先端部の光の漏れる量を測定し、センサ先端部の加工方法に関する基礎的な知見を得ることができた。試作機により屈折率の違いが検出できたことから、バイオセンサ・ケミカルセンサの基礎となる屈折率センサの開発が見込まれる。また、調整点削減によりプロトタイプあるいはその前段階のセンサ回路開発への道が開かれた。
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