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超高性能レンズドファイバの量産化技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 白石 和男  宇都宮大学, 工学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要集光作用が格段に優れたプラノコンベックス(PC)型レンズドファイバを量産するための基本技術開発が本研究の最終目標である。当初の実施方法を一部変更することによりこの目標を達成した。光ファイバ通信分野では既に技術的に完成している、光ファイバのフェルール化技術を利用した。従来の手工業的で熟練を要するレンズドファイバ研磨プロセスに替わり、安定で使いやすい形態かつ量産可能な技術であることが実証できた。レンズドファイバ本体の光学特性の改良も行った。集光ビーム直径が波長1.55μmにおいて1.0μm、反射減衰量21dB、透過損失0.06dBという高性能を得、さらに実際にシリコン細線導波路との結合実験を行い1.45dBという低損失を実現した。これらの光学特性は樹脂中で得られ、レンズドファイバを接着剤で固定して使用できることも証明した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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