1. 前のページに戻る

両心室補助人工心臓用血液ポンプの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 栗田 伸幸  群馬大学, 大学院工学研究科, 助教
研究期間 (年度) 2011
概要補助人工心臓への適用を目的として、磁気浮上モータと、それを組み込んだ磁気浮上ポンプの開発を行った。磁場解析結果に基づいて装置を設計することで、目標サイズを満たす試作機を製作できた。また、磁気浮上モータとしての性能評価を行い、目標性能を満たすことを確認した。次に、磁気浮上ポンプを製作し、流体実験を実施した。そして、本磁気浮上ポンプが補助人工心臓に適用可能な性能を有することを確認した。しかしながら、装置を無垢材で製作したため、液中で駆動する際に消費電力が増加した。今後はモータ性能を向上させることにより、体内埋め込みに耐える低消費電力なモータを開発する。さらに、動物実験を行い、血液ポンプとしての性能評価や、それに向けた装置の改良を行う。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst