研究責任者 |
荒木 聡彦 名古屋大学, 理学研究科, 講師
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | ADAMプロテアーゼの特異的阻害剤の開発に向けて、ADAMプロテアーゼに結合する合成ペプチドの作製に成功した。結合は、ペプチド一端のみを固定することによる形状が柔軟な状態のペプチドでもしっかりした結合が見られ、強い結合力を持たせることができた。さらに、そのペプチドを利用して阻害剤を試作してみたが、今回は阻害効果をもつものの作製には至らなかった。しかし、強く結合する分子を今回得たことから、早いうちに阻害剤の作製は可能であると思われる。今後、早急に阻害剤を作製し、特許を出願する予定である。
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