情報弱者に視点をおいた、手話要約技術を利活用した防災用情報表示システムの実用的開発並びに実践的構築研究
研究責任者 |
上野 純包 都城工業高等専門学校, その他部局等, その他
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 災害発生時に情報弱者に陥る聴覚障碍者らに対し、インターネット上に提供される地震情報を要約提供する「防災用情報表示システム」を開発した。本システムは聴覚障害者らの状況に応じメッセージ出力を可能とし、併せて震源地を示す画像の情報と安否情報などのフリーメッセージも出力可能とした。「第40回宮崎県耳の日記念大会」のデモ展示・検証協力の際のヒアリング・アンケートでは、多数の来場者が関心を示し好感触を得た。これらの意見要望を基に要約機能の向上とポータブル化への対応、及びシステム全体のコストダウンを図り研究開発及び構築検証を推進していく。
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