研究責任者 |
品田 哲郎 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 我々が見出した、カメムシ目昆虫由来の新規幼若ホルモン(JHSB3)をリードとするカメムシ目昆虫に特異的な成長制御剤の開発研究の基礎となる構造活性相関研究に取り組んだ。JHSB3に備わっている、官能基群をそれぞれ改変したアナログを合成し、活性を評価した。その結果、成長制御に必須の官能基群を特定できた。それをもとに、JHSB3の1/10程度の活性を持つ構造単純化誘導体を見出すところまで成功している。JHSB3の活性を上回る化合物の探索に向けてのファーストステップを踏み出すことができたと考えている。
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