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抗体医薬高発現系のニワトリ培養始原生殖細胞株への導入と生殖系列分化の試み

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 大石 勲  独立行政法人産業技術総合研究所, 健康工学研究部門, 研究員
研究期間 (年度) 2011
概要遺伝子組換え技術を用いて鶏卵中に抗体医薬など有用蛋白質を安価に生産する技術開発を目指し、ニワトリ始原生殖細胞株を用いた組換え生殖系列キメラニワトリの樹立を試みた。目標として1抗体医薬高発現系(3種類)を導入した始原生殖細胞株の樹立、2生殖巣キメラヒヨコ3種類3系統以上の樹立、3遺伝子組換え細胞の生殖系列分化の達成 の3項目を設定した。一連の研究の結果、1抗体医薬高発現系を安定的に導入した4種類22クローンの始原生殖細胞株を樹立し、2生殖巣キメラヒヨコ4種類12系統を樹立し、3うち7系統の精液中に移植細胞由来のゲノムDNAの存在を認められた。設定した目標は達成され、始原生殖細胞を用いてニワトリ卵をバイオリアクターとする技術の開発に向け大きく進展した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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