蛍光・ニトロキシルプローブを用いた生体内酸化ストレスの評価
研究責任者 |
大和 真由実 九州大学, 先端融合医療レドックスナビ研究拠点, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 本研究は、ニトロキシルラジカルのラジカル反応性と蛍光検出を利用して、脳虚血再灌流ラットにおける酸化ストレスをより高感度に評価することを目的とした。蛍光・ニトロキシルプローブは、すでに脂質ラジカルとの反応性を報告しているDansyl-TEMPOを用いた。ラットの脳梗塞半球にてdansyl-TEMPOの蛍光強度の増加が認められたが、十分な強度は得られなかった。そこで、さらなる高感度化を目的として、いくつかのプローブを合成し、培養細胞系での脂質ラジカル検出を試みたところ、側鎖によって蛍光強度に違いが認められた。今後は、これらの新規プローブを疾患モデル動物に適応し有用性を示し、これまでにない酸化ストレスプローブ開発を行っていきたいと考えている。
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