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画像処理と元素分析とを統合した無機固体粒子群の高度分析ツールの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 二宮 善彦  中部大学, 工学部応用化学科, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要走査電子顕微鏡の反射電子画像(150~800倍)並びにパノラマ撮影により高倍率で撮影した反射電子画像(800~5000倍、25~200枚の合成画像)を用いることによって、0.1~1000μm範囲の粒子の内部構造を、MATLAB(r)のImage Processing ToolboxおよびRandom Forests法(決定木を弱学習器とする集団学習アルゴリズム)を併用した画像認識手法とEDSによる元素分析結果とを統合した無機固体粒子群の高度分析ツールの開発を行った。本開発ツールを石炭燃焼から排出されるフライアッシュ粒子、石炭ガス化スラグ中に相分離したFe/FeS粒子、石炭に含まれるIncluded/Excluded無機粒子の解析に適用することで、当初の目標とした解析結果をほぼ達成することができた。今後は、公的な研究開発支援制度を活用して、産学共同に向けた研究開発を継続し、分析ツールの高度化を図る予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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