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精密欠陥制御によるTiO2薄膜の光触媒特性の向上に関する研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 石崎 博基  諏訪東京理科大学, システム工学部電子システム工学科, 助教
研究期間 (年度) 2011
概要低コストで作製が可能な色素増感太陽電池の変換効率を向上させるために光触媒層である酸化チタン薄膜の光触媒特性を更に向上させる必要がある、そこで本研究で開発した低温電気化学的製膜法によって酸化チタン薄膜内のバルク欠陥を抑制し、酸化チタン薄膜の光触媒特性の向上させることができた。またワイドバンドギャップエネルギーを有するZn1-xMgxOを用いたバンド構造の精密制御によりZn1-xMgxO / 酸化チタン薄膜層の光触媒特性の向上およびルテニウム系色素の吸着量を増大させることに成功した。今後の展開として高価なルテニウム系色素に変わる安価な色素の開発を行い、高効率色素増感太陽電池の開発研究を行なっていく。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-03-29  

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