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体性幹細胞を用いるヒト造血幹細胞の体外増幅システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 薗田 精昭  関西医科大学, 医学部, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要ヒト造血幹細胞(HSC)の体外増幅システムの開発研究には、これまで多くの試みがあるが未だに成功していない。その主な理由は、HSCの自己複製因子が同定されていないことにあると考えられる。本研究では、研究責任者がヒト臍帯血中に同定した非常に未分化なCD34抗原陰性HSCを用いて、独自にヒト骨髄より樹立した間葉系幹細胞との共培養系において、長期骨髄再構築細胞であるCD34+CD38-HSCを効率的に産生するシステムの開発・確立を目指した。その結果、低酸素培養下における無血清培養系の開発に成功した。しかし、研究期間内には、限界希釈法を用いてCD34+CD38-HSCの増幅を確認することができなかった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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