農業用ビニールハウスのカバーシートの開閉における損傷機構(メカニズム)の解明と対策指針の研究
研究責任者 |
野田 尚昭 九州工業大学, 大学院工学研究院, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 本研究の実施に当たって、3つの内容に分けて、併行的に進めた。損傷メカニズムが、これまでの研究から、パイプ間に介在するシートへのパイプの接触応力とそのくり返しによって生じることが分ってきたので、接触圧力の軽減化を検討し、特にパイプ材の軽量化により50%以上低減することが分った。また、夏期のパイプ温度上昇が70°Cに達することが分ったので、その冷却法を考案し、20°C以上の低下が期待できることを示した。これらの成果は、課題提案元の総合農業試験場にて、実用化に向けた試験を行う予定である。
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