研究責任者 |
佐々 浩司 高知大学, 理学部門, 教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 大規模空調装置や換気装置の排風は自然風と異なり常時風力発電に有効な風速をもつため、小型風力発電機をそこに設置することにより、一部でも電力解消が期待できる。ここでは、排風がもつ旋回流の特性や、風速変動を抑制しつつより風量を増すような付加装置を開発し、排風利用発電の高効率化をめざす。本研究により、発電の妨げとなる旋回流や風速変動の抑制方法はほぼ確立した。さらに増速効果の方向性も明らかになった。今後、異なるフィールドで具体的な実証を進め、より高効率の排風利用システムの開発を進める。
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