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衛星画像の精密補正とその自動化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 飯倉 善和  弘前大学, 理工学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要衛星画像の精密な幾何補正法(オルソ補正を含む)および簡便な放射量補正法(大気・地形効果補正を含む)およびその自動化法の開発を行なった。さらに、多様なセンサ、処理レベルおよびフォーマットのデータに対応できるように、データの入力やオルソ補正の方式を実装した。精密幾何補正については、日本で利用されている主要な衛星センサ500シーンに開発した手法を適用し、雲量が50%以下の90%以上のシーンで使用に耐えうるレベルAおよびBの評価を得た。目標(レベルAが90%以上)には及ばなかったものの、より現実的な評価基準の設定やパラメータの調整法を検討することにより、目標を達成できると考えられる。放射量補正については、簡便な大気地形効果補正法およびその自動化法を確立し、精密幾何補正後のASTER画像13シーンに適用した。視覚的にはおおむね満足できる結果を得ており、今後、定量的な評価が必要と考えている。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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