多次元メタボロミクスイメージングによる次世代型食品機能性評価システムの開発
研究責任者 |
藤村 由紀 九州大学, 先端融合医療レドックスナビ研究拠点, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 本研究では、申請者が独自に開発してきた生体局所メタボロームに時間的空間的(多次元)情報を付与できる質量分析イメージング技術を応用・最適化し、生体局所の食品因子応答性代謝動態の可視化法を開発することを目的とし、1) 種々の代謝物ピークを検出できるマトリックス(イオン化助剤)の創出ならびに2) 食品因子応答性脳内代謝物の二次元可視化がほぼ当初の予定通りに可能となった。今後、本成果を学会や論文にて公表すると共に、多様な食品の機能性評価へ適用することで、技術的検証(汎用性評価)だけでなく、更なる技術的高精度化(特に、標的代謝物に対するマトリックスの最適化)への展開をはかり、より質の高い評価技術へと昇華させる。
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