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有機ハロゲン汚染土壌浄化のための新機能微生物の創成

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 吉田 奈央子  豊橋技術科学大学, エレクトロニクス先端融合研究所, 特任助教
研究期間 (年度) 2011
概要本課題は、有機ハロゲン汚染土壌浄化のための微生物浄化剤の開発を目指すものである。既存製品は、1意図せず存在する未知微生物を含む混ざりもので、2悪臭物質であるプロピオン酸などの低級脂肪酸や可燃性のメタンを発生する問題があった。本研究では、有機ハロゲンを還元的脱ハロゲン化する微生物を純粋培養物として分離・獲得したとともに、これらを混合・再構築することにより、土壌汚染対策法規制物質である塩素化エチレンおよび塩素化エタンを、エチレおよび二酸化炭素へと悪臭物質の産生なしに無毒化することが可能であることを示し、新たに特許出願を果たした。今後は、浄化剤の実用化を目指し民間企業との共同浄化試験を予定している。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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