誘電泳動インピーダンス計測と抗原抗体反応を用いたウイルス検出法
研究責任者 |
中野 道彦 九州大学, システム情報科学研究院, 助教
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 本研究では、誘電泳動インピーダンス計測法(DEPIM法)を用いてウイルスを行うことを目標とした。これまでDEPIM法は細菌検出に用いられており、それをウイルス検出に応用する。DEPIM法は誘電泳動力による検出対象物の微小電極間への捕集と、それに伴う微小電極間のインピーダンス変化を計測して、溶液中の検出対象物の量を検出する。この誘電泳動力は対象物の大きさに大きく依存するため、ウイルスのようにその大きさが非常に小さいものでは、結果として誘電泳動力も小さくなる。ここでは、ノロウイルスの組換えキャプシドを用いて、これをDEPIM検出できるか試み、流速等の条件を最適化することで、2.5ng/mlの組換えキャプシドを5分で検出することに成功した。
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