形質細胞様樹状細胞に腫瘍細胞傷害活性を誘導する技術の開発
研究責任者 |
伊保 澄子 福井大学, 医学部・生命科学複合研究教育センター, 学内講師
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 特許化した「G91」は、BCGゲノムの塩基配列を模倣する合成オリゴDNAであり、形質細胞様樹状細胞にToll様受容体9の活性化を介してインターフェロンαの産生を誘導し、免疫を増強する作用を有する。本研究では、「G91」のがんの分子細胞療法や、ワクチン療法への応用の可能性を検討した。その結果、「G91」と共培養した免疫担当細胞は、白血病由来細胞株にアポトーシスを誘導することが示された。G91刺激細胞による腫瘍殺傷機構を明らかにすることで、新しいがん治療法の開発が可能になることが示唆された。
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