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希少糖D-Alloseの破骨細胞分化抑制と骨粗鬆症治療への応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 山口 文徳  香川大学, 医学部 細胞情報生理学, 准教授
研究期間 (年度) 2011
概要本研究では、卵巣摘出による骨粗鬆症モデルを用いて、希少糖の一つであるD-Alloseが破骨細胞分化抑制によって骨粗鬆症の予防効果をもつかどうかを検討した。D-Allose投与群と非投与群では体重増加等に違いは認められなかった。卵巣摘出群のマウスでは、皮質骨塩量・骨密度が正常群に比べ著明に減少し、卵巣摘出+D-Allose投与群ではそれらの改善がみられたが、逆に海綿骨部位では減少した。まげ・ねじり強度については卵巣摘出群と同等または、減弱が認められた。骨髄細胞を用いたリアルタイムPCRでは、D-AlloseによりTXNIP発現増強が認められた。また骨切片のTRAP染色ではD-Allose投与により破骨細胞の分化抑制が認められた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-03-29  

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