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マルソウダガツオの高鮮度保持流通システムの確立を目指した検証

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 松本 泰典  高知工科大学, 地域連携機構, 講師
研究期間 (年度) 2011
概要本事業では高知県が全国で最も水揚げしているマルソウダガツオを生食可能な状態(刺身)で流通するシステムの構築を目的に、スラリーアイス等の保冷氷を用いたときの鮮度の経時変化を調べた。その結果、漁獲直後から塩分濃度を調整したスラリーアイスにて冷却保存を行うことで、24時間以降でも刺身として食する鮮度であることが定量的に確認できた。これにより、鮮度劣化が速いため暗黙知的にこれまで水揚げされた地域のみでしか食することが出来ないと言われていたマルソウダガツオを、全国流通可能な生鮮魚として展開できる。今後も高知県中土佐町を中心にした産官学連携を図り、本流通システムの具現化に向けた取り組みを行う。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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