ヒートポンプ高効率化を目指した金属/ゼオライト複合積層材料
研究責任者 |
小野木 伯薫 大阪府立大学, 大学院 工学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | ゼオライトと水のモル水和熱を利用することにより、50%以上の熱効率で、氷蓄熱と異なり-10°C以下の冷熱と100°C以上の温熱の両方を活用できるヒートポンプを作製できる可能性がある。実用化の大きな障害であるゼオライトの低熱伝導性を、高熱伝導性を有する銅、アルミ金属基板にゼオライト膜を積層することで克服し、高熱効率かつ低温熱源でも利用可能なヒートポンプ開発に繋げる。従来、高濃度アルカリ溶液中合成するため金属基板上へのゼオライト成膜は困難であったが、申請者が開発した新規粒子積層法により積層膜作製が可能となった。作製した銅/ゼオライト複合積層化材料は伝熱特性の向上が確認され、ゼオライトの低熱伝導性を克服する可能性が見出された。
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