ナノ領域での光電界増強効果を用いた高感度光分析用チップの開発
研究責任者 |
原口 雅宣 徳島大学, 大学院ソシオテクノサイエンス研究部, 教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | ナノ領域で強い光電界増強効果を有する金属ナノ微細構造を作製し、その光電界を利用して入射光波長が500nm付近から1100nm付近にて超高感度な分子分光計測を行うためのチップを開発した。そのために、JST産官学拠点形成事業で導入された微細加工関連装置等によって、テンプレートとなる鋳型形成と異方性エッチングを行い、表面増強ラマン散乱による超高感度分光に最適化された金または銀によるナノ構造体の構造を作製するための微細加工技術の確立と光学的実験による有用性の実証実験を行った。
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