刷り込み(インプリント)遺伝子を標的とした男性精子のDNAメチル化異常診断システムPCR-Luminex法の開発
研究責任者 |
有馬 隆博 東北大学, 大学院医学系研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 近年晩婚化、少子化に加え、医療の進歩により生殖補助医療(ART)は一般的に定着している。しかし、ARTの普及により、インプリント異常症は増加傾向にあり、安全な治療法の確立が期待されている。不妊症の約半数に精子の異常がみられるが、質的な精子検査はこれまでない。今回の目標は、PCR-Luminex法を用い、世界初のオンリーワン精子検査法として、メチル化インプリント領域の診断システムを再構築することで、Multiplex PCR法とLuminexシステムについて条件検討を行なった。今回設定した目標は十分達成できた。今後引き続き公的支援制度を活用し、次期試作品の開発、出口(キット化、受託)を目指し、実用化に挑戦する。
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