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超高温下での合成によるハフニウム酸窒化物担持カーボン触媒の高活性化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 千坂 光陽  豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教
研究期間 (年度) 2011
概要固体高分子形燃料電池(Polymer Electrolyte Membrane Fuel Cell, PEMFC)カソードにおける非白金触媒として、近年申請者らが開発したHfOxNy-Cの高性能化に取り組んだ。1000 °C超での合成を実施した結果、性能が低下した。性能低下の原因はCの大部分が気化したことにあり、解決策として耐久性の高いCを合成した。その結果Cだけで目標値をほぼ達成する、標準水素電極(Standard Hydrogen Electrode, SHE)に対し0.81 Vの酸素還元反応(Oxygen Reduction Reaction, ORR)開始電位が得られた。白金触媒の9割を超える性能であり、今後は本研究で開発されたCにHfOxNyを担持することによる高性能化が期待される。また、HfOxNy-Cの表面では、酸素が直接水に変換される、四電子反応が主として起きていることも解明された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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