研究責任者 |
経田 僚昭 富山高等専門学校, その他部局等, 助教
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 騒音で駆動できる熱音響冷却システムを開発し、未利用エネルギーの有効利用技術の創成と地球環境に優しい冷却システムの開発を同時に行うものである。 (1)スピーカーとスタックからなる熱音響冷却システムを構築し、単周波数の模擬騒音から冷却エネルギーを取得できた。これにより、騒音から冷熱へのエネルギー変換システムが構築できたといえる。 (2)FDTD法による音場解析手法に、エネルギー方程式を連成させることで、任意の入力音場特性に対して、スタック両端で得られる温度差を導出するプログラムを構築した。 今後は、複数の周波数成分を有する実機からの騒音を対象とした、熱音響冷却システムの高性能化を図る。
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