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新生児スクリーニングを目指したムコ多糖症の診断試薬の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 佐藤 智典  慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授
研究期間 (年度) 2011
概要糖鎖分解酵素の欠損症であるムコ多糖症に対する診断薬の開発を目指して、グリコサミノグリカン(GAG)型のオリゴ糖鎖を糖鎖プライマー法により合成した。糖鎖プライマーXyl-Ser-C12を用いて複数の細胞によるGAG型糖鎖の合成を行い、生成物の回収法を改良することで、29種類の生成物が得られた。LC-MSを用いた構造解析と糖加水分解酵素による基質特異性の解析により、GAG型に特徴的なN-アセチルヘキソサミンとヘキスロン酸の繰り返し構造が得られており、また硫酸化されたGAG鎖が得られた。これらの結果より、得られた生成物には、診断薬の候補となる糖鎖が存在しているとなることが示された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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