研究責任者 |
片平 光彦 山形大学, 農学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 種芋移植機を用いた新型作業技術は、トラクタの前方に取り付けた肥料散布機による畝内施肥、定植、作畝、マルチ敷設の作業を同時に行う。その場合、肥料は畝内の中央部に58%、上部に61%が分布し、慣行と比較して硝酸態窒素量を畝内で同等、条間で少なくした。新型作業技術は、減肥率を50%程度まで高めても慣行と比較して商品収量と商品率が同等以上、施肥・定植の作業時間を1.8時間削減して2.4h/10aに削減できた。支柱立て作業については、支柱の運搬と下穴開けを同時作業できる支柱打ち込み作業機を試作した。作業機の利用は、慣行と比較して作業負担度を8%低下し、改善不要に該当する姿勢割合が23.1%増加した。
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