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もみ殻由来マイクロ・メソポーラス活性炭の大容量キャパシタ電極への応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 熊谷 誠治  秋田大学, 大学院工学資源学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2011
概要もみ殻に天然に含有されるシリカをメソ孔の鋳型として利用し、マイクロ孔を発達させる糖類をもみ殻中に液相分散させることで、もみ殻から安価なマイクロ・メソポーラス活性炭を製造した。そして、有機系電解液を使用する電気二重層キャパシタの電極に応用した。構築されたナノ構造は、キャパシタ電極中の細孔への高いアクセス性を電解質に与え、フェノール樹脂由来の市販高性能活性炭と比較して、同程度の容積当たりの静電容量84 F/cm3と約50 %の内部抵抗0.69 Ω・cm3を実現した。今後、もみ殻活性炭の細孔構造の最適化を図ることで、さらに高い静電容量と低い内部抵抗を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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