もみ殻由来マイクロ・メソポーラス活性炭の大容量キャパシタ電極への応用
研究責任者 |
熊谷 誠治 秋田大学, 大学院工学資源学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | もみ殻に天然に含有されるシリカをメソ孔の鋳型として利用し、マイクロ孔を発達させる糖類をもみ殻中に液相分散させることで、もみ殻から安価なマイクロ・メソポーラス活性炭を製造した。そして、有機系電解液を使用する電気二重層キャパシタの電極に応用した。構築されたナノ構造は、キャパシタ電極中の細孔への高いアクセス性を電解質に与え、フェノール樹脂由来の市販高性能活性炭と比較して、同程度の容積当たりの静電容量84 F/cm3と約50 %の内部抵抗0.69 Ω・cm3を実現した。今後、もみ殻活性炭の細孔構造の最適化を図ることで、さらに高い静電容量と低い内部抵抗を目指す。
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