カンキツ機能性強化果汁の開発と搾汁残渣の畜産的有効活用
研究責任者 |
市ノ木山 浩道 三重県農業研究所, 紀南果樹研究室, 主幹研究員
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 果皮に機能性成分が高含有であるカンキツ品種において搾汁条件(圧搾程度、果実の成熟度等)の違いが、果汁の機能性成分含量におよぼす影響について検討した。その結果、機能性成分高含有で、かつ嗜好性の高いカンキツの天然果汁商品開発のための搾汁方法を明らかにした。また、搾汁残渣を採卵鶏の餌に添加することで、搾汁残渣中の機能性成分が鶏卵へ移行することを明らかにし、カンキツの搾汁残渣の畜産的活用による機能性畜産製品開発の可能性を見いだした。
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