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ミミズの食性を利用したバイオ燃料生産

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 赤澤 真一  長岡工業高等専門学校, その他部局等, 准教授
研究期間 (年度) 2011
概要本課題では1)バイオマス分解反応産物の同定と定量、2)効率の良い糖化を目指したシナジー効果の検討、3)ミミズ含有糖質加水分解酵素群の解明を主として行った。その結果、ミミズ粗酵素は小麦フスマをグルコースにまで分解できることを明らかにし、シナジー効果の検討では当初目標である10%を上回る16%の糖化活性上昇効果を有する添加物を見出した。さらに含有アミラーゼの諸性質の解明とこれまでの研究結果・報告より、ミミズ含有酵素は低温で高活性を有するという特徴的な性質が見えてきた。従って、ミミズ糖質加水分解酵素群は、低温でのバイオマス分解や洗剤への活用等様々な用途への展開が期待出来ることを見出した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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