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直接メタノール形燃料電池用セルロース誘導体電解質膜の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 葛西 裕  地方独立行政法人青森県産業技術センター, 工業総合研究所 新エネルギー技術部, 主任研究員
研究期間 (年度) 2011
概要本研究開発では、直接メタノール形燃料電池(DMFC)への利用を目的として天然高分子であるセルロースを原料とした高分子電解質膜の開発を行った。開発した電解質膜は含水時の膜面方向の寸法安定性に優れ、従来のスルホエチルセルロース/ポリビニルアルコールブレンド電解質膜よりも引張強度が乾燥時で2倍以上、含水時で4倍以上向上させることができた。この電解質膜を用いてパッシブ型DMFCを作製したところ4.5mW/cm^2の出力が得られた。今後はさらなる発電性能の向上のために電解質膜への電極の形成技術の確立やDMFCの耐久性評価を行っていく予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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