動作合成技術を用いた伝統芸能の習得・継承のための能アニメーション制作システムの開発
研究責任者 |
尾下 真樹 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 本研究課題では、これまでに研究代表者が開発した動作合成技術の拡張(能の動作への対応)、能アニメーション制作システムの開発、演技者・舞台モデルデータの作成と組み込み、能の所作の動作データのモーションキャプチャと組み込み、開発したシステムの評価実験、などを目標として取り組み、予定通りの成果を挙げることができた。今回の研究開発の結果、アニメーション制作に関する専門知識を持たない一般の利用者であっても、単位動作である所作の動作データを組み合わせて簡単に能の舞のアニメーションを作成することができる、能アニメーション制作システムが実現できた。今後は、開発したシステムの実用化に向けた活動を行っていく予定である。
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