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果樹の生育コントロール技術「樹上根給液栽培法」~樹上根発生のための最適条件の確立~

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 三井 友宏  三重県農業研究所, 園芸研究課, 主任研究員
研究期間 (年度) 2011
概要ブドウ「巨峰」では、環状剥皮の有無にかかわらず取り木処理より75%以上発根し、目標の発根率50%を超えたが、ナシ「幸水」では発根促進剤処理にもかかわらず発根しなかった。ブドウの樹上根の生育について、伸長・分岐時期を把握し、給液に液肥を施用する方が水のみより樹上根を増加させることを明らかにした。また、測定室分離型の土壌水分センサーにより樹上根域水分量に基づき給液し、10月中旬から2ヶ月間の給液量を把握できた。今後、樹上根の吸水特性等を調査し、水分ストレス・植物ホルモン・液肥施用等による樹体生育制御による増収・高品質化技術の可能性を模索する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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